こんにちは。株式会社ITヒーローの沢木です。
先ほど、日本ディープラーニング協会の第一回G検定を受験し終えましたのでレポートをば。
●感想
むずい!!!!
かなり幅広く、ある程度の深みがある問題が233問。
これを2時間以内。
泣きながら何とか回答を終えました。
残り時間は7分だけ。
ノリで受験した人のなかには
諦めちゃった方もいるんじゃないでしょうかね。
いやあ、本当に難しかった.....。
改めて振り返ってみると、
告知にも書いてありましたが、
「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」
という、強い意志を感じましたね。
下記の出題分野をくまなく理解していて、
本当に日本の産業をリードしていけるAI人材を評価するぞ!という
思いが伝わってきたような気がします。
JDLAの意義には賛否両論あるようですが、
こういった明確なビジョンと強い想いを持って活動してもらえると、
AI分野にいい影響がありそうで、
人工知能好きとしては嬉しいですねえ。
●出題分野
私なりに大別してみます。
・歴史
---AIブームの推移
「第一次AIブームでAIができたことは?」とか「第三次AIブームは何で起こったの?」とか、そういったAIの歴史のバックグランドを知っている必要がありました。
---様々なコンペ
20xx年にあったあのコンペでは、どんなタスクで競って、どんなアーキテクチャが、どんな結果を残したか、なんてことも知っておくべき問題がありました。
---著名な人の発言
何ちゃらで有名なあの人は、何とかって予想について、何とかって立場を取っていますなど。シンギュラリティとか自動運転レベル5とか、そういった未来のことについての様々な議論も把握しておいた方がいいわけですね。
・知識 / 理論
---用語の意味
「このワードについて正しく述べてるものは?」と聞かれたりします。ある程度理解していないと難しいですね。定理とか法則とかも問われたりします。
---手法の特徴
「この手法は、このタスクで使うと、こんな結果が出ます。でも、こういった課題があるので、こんな解決策が提案されてます。」なんて穴埋め問題が結構ありました。回帰、探索、分類などなど、それぞれのタスクでの代表的な手法とその特徴は確実に抑えておきたいですね。
---フレームワーク
「どんな機械学習フレームワークがあってどんな特徴があるの?」なんて聞かれても答えられるようにしておきたいですね。
・実務
---工夫
---ノウハウ
---留意点
機械学習を実務に適用するときの課題や留意点、対策なんかを聞かれます。ベストプラクティスとでも言うんですかね。試験を抜きにしても覚えておきたいところ。
・応用
---応用事例
機械学習はこんなことに応用されています。こんな製品があります。こんなサービスがあります。こんな会社があります。などなど、機械学習の応用先を把握しておく必要が。機械学習好きの人はトレンドを追っているはずなので、比較的簡単にわかるかもしれません。
●次回受ける方へのアドバイス
推薦図書を丸暗記していれば、まあ確かに満点取れるなあといった内容でした。
しかし、あれらを丸暗記するのは現実的ではないです。量が多すぎるので。
オススメの勉強方法としては、やはり機械学習のプログラムを書いて、実践的なノウハウを得ることだと思います。
付け焼き刃の知識では、多分苦しむでしょう....。
そういった意味では、本当の実力が把握できる価値ある試験だと思います!
●結果通知を受けての追記
「合格」でした!!!やった!!!!
さて、結果通知を受けて思ったことがあるので追記します。
・得点は?
今の所、自分の得点は通知されていません。
今回受験した方の多くは「むずかしかった」と思っていることでしょう。
だとしたら、「むずかしかったけど結構できてた」「むずかしかったしこんなもんでしょう」「むずかしかったとはいえこれは酷い」のような感覚は、今後の勉強のスタンスを決めるにあたって非常に大切です。
今後、得点が自分の得点が見れるようになるといいですね。
・合格点は?
上記の話に繋がりますが、合格点も大切ですよね。
今回は、受験者1448人に対して、合格者823人だそうです。合格率にして57%。
受験者のが「むずかしかった」にも関わらずこれだけの合格者がいると「分からなくても結構受かるのでは?」という印象を受けてしまいます。
ちょっとこの検定の存在意義を薄めているような気もしますので、ぜひ合格点は早めに公表して頂きたいですね。
・合格証は?
結果通知メールと一緒に、こんな画像が入ったZipファイルが送られてきました。

メールには、""合格の証である「JDLA DeepLearning for GENERAL 2017 」認証データの
ダウンロード用URLをお知らせいたします。名刺等にご使用いただければ幸いです""と書いてありました。
「えっ!?個人を認証するものではないの???」と思わずバク転しながらシャウトしてしまいました。
私みたいなWebで事業を営んでる者は、これをWebページに掲載していいんですかねえ。
そしたら画像データだし誰でも使いまわせちゃうのですが。
まあ、まだ発足間もない協会ですから、近い将来、合格証は発行されるのでしょう。きっと。
何はともあれ、合格できてよかったです!!
人工知能系Mastodonの管理人として面目を潰さずにすみました....(?)
以上です!
受験した皆さん、お疲れ様でした!
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